はじめての子育て、「何を準備すればいいのか分からない…」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。
私も子どもが生まれる前にネットや本で情報を探しながら、何度も「これは本当に必要?」と悩みました。
赤ちゃんのために、できるだけの準備はしておきたい。だけど、ムダな出費は避けたい——そんなママパパに向けて、この記事では最低限そろえたいおすすめの子育てグッズと、その選び方のコツを、わかりやすくまとめました。
実際に使ってみて「買ってよかった!」と感じたもの、逆に「正直、いらなかった…」と感じたものを紹介しています。
- 最低限そろえておきたい子育てグッズ一覧
- 買ってよかったもの・あまり使わなかったもののリアルな体験談
- 失敗しない子育てグッズ選びのコツとチェックポイント
赤ちゃんにも、ママパパにも楽しい子育てのスタートを切るために、ぜひ参考にしてみてください。
子育てに必要なおすすめグッズ20選

安全・衛生グッズ
赤ちゃんを迎えるにあたって、安全と衛生を守るためのグッズは必ず必要なものです。生まれたばかりの赤ちゃんはとてもデリケートで、肌荒れや感染症のリスクが高く、ほんの少しの刺激でもトラブルにつながることがあるからです。
私も子どもが生まれる前、「本当にここまで必要なの?」と半信半疑で準備したのですが、
いざ育児が始まると、「こんなに必要だったんだ」とビックリしました。
【基本の安全・衛生グッズリスト】
- やわらかいガーゼハンカチ(20枚程度)
→ 授乳時の口ふきや、顔まわりの汗ふきなどに毎日使います。

何枚も使うものだから、コスパのいいものがおすすめです!
わが家は、吐き戻し・お風呂・顔拭き用で色分けしています。
- 赤ちゃん用綿棒(細くてやわらかいもの)
→ 耳・鼻・おへそのお手入れに使います。大人用は刺激が強すぎます。





ダイソーのものがコスパよくおすすめ!
- 赤ちゃん用 電動爪削り
→ ハサミではないので赤ちゃんが動いても安心して使用できます。



2歳の長男は自分でしてくれますが、
まぁ形だけなので、後でまた私が仕上げています。
- 体温計(赤ちゃん向けの短時間測定タイプ)
→ 発熱時はもちろん、毎日の健康チェックにも使います。



先端が柔らかいので、脇に挟まなくても測れるでおすすめです。
- ベビーローション・ボディクリーム
→ 赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、保湿ケアが重要です。低刺激・無香料タイプがおすすめ。



子供によって合う合わないがありますが、
長男は肌が弱かったので、アロベビーにして肌荒れがおさまりました。
おむつまわりの便利グッズ
子育ての中で、1日に何度も発生するのが「おむつ替え」です。
私も育児が始まってから「おむつ替えは1日に10回以上」が当たり前と知りビックリしました。
次男は敏感だったので、1日15回は変えていました。
【おむつまわりのグッズ】
- 紙おむつ
→ 体型に合うかどうかは個人差があるので、最初は1〜2パックでOK。



長男はメリーズ・グーン・西松屋PBでおしりが荒れたので、パンパースに辿り着きました。
子どもに合うものがいいかなと思います。
- おしりふき
→ 肌にやさしいタイプを選ぶと安心。



おしり拭きウォーマーに入れるので、
夏はノーマル・冬は厚手タイプにしています。
- おしり拭きウォーマー
→ 冬場のひんやり対策に。冷たいおしり拭きにびっくりして泣く赤ちゃんも多いため、あると安心です。



片手で取り出しやすく、使い勝手がいいです◎
冬は厚手じゃなければ、結構すぐに乾いてしまうのが注意点ですね。
夏は電源に繋がず使用しています。
- おむつ替えシート
→ 外出先やベッドの上でのおむつ替えに便利。わが家ではペットシーツを使用しています。


- におい対策グッズ(おむつ用ゴミ箱 ・消臭袋)
→ ゴミのにおいは想像以上。密閉できる蓋付きゴミ箱や消臭パン袋があると快適です。



これは私のベストバイ、神グッズでしたね!
本当におすすめです!
赤ちゃんの衣類
赤ちゃんの衣類やお世話グッズは、「たくさん必要そう」と思って買いすぎてしまうことも多いですが、実際に使う量は意外と限られています。必要最低限をそろえて、季節や生活スタイルに合わせて調整していくことが大切です。
私たちも出産前に「かわいいから」という理由でベビー服を何着も買いましたが、サイズが合わなかったり、すぐに着られなくなってしまったりと結構反省しています。
【最低限そろえたい衣類とグッズ】
- 短肌着・長肌着(それぞれ3〜5枚程度)
→ 汗をよくかくので、着替えの回数が多くなります。 - コンビ肌着 or ロンパース(季節に応じて)
→ 寝ている時間が多い時期は、締めつけないものが理想的です。 - スタイ(よだれかけ)
→ よだれや吐き戻し対策に、洗い替え含めて複数枚あると便利です。 - 沐浴用バスタオル
→ ガーゼタオルであればOK。すぐ乾くので2枚ほどで十分。



次男はよだれがすごかったので、大きめのスタイが必要でした。


授乳・ミルク用品
授乳は赤ちゃんとママの大切なスキンシップの時間。
けれど、回数が多く、姿勢も偏りがちなので、ママの体にはかなり負担がかかります。
さらに、母乳だけで足りるのか、ミルクを足すべきか——
初めての子育てでは迷う場面も多く、準備の見通しが立てにくいのも現実です。
妻は、混合で育てる予定にしていましたが、長男は哺乳瓶拒否をしたので全く使いませんでした。
わが家のようなケースも少なくないので、最低限の用意でいいと私は思います。
【最低限そろえておきたい授乳・ミルク用品】
- 哺乳びん(1〜2本)
→ 最初は洗いやすいシンプルなものを。またパパとの育児分担にも。 - 乳首(月齢に合ったもの)
→ 赤ちゃんによって好みがあるため、使いやすい形を選ぶのがポイントです。 - 哺乳びんの消毒グッズ(電子レンジ/煮沸/薬液など)
→ ライフスタイルに合った方法を選びましょう。わが家は電子レンジタイプでしていました。 - 授乳クッション(必須)
→ 腰や腕の負担を大幅に減らしてくれます。母乳でもミルクでも活躍する万能アイテム。 - 母乳パッド
→ 妻は、授乳中以外も漏れが気になる時期は使用していました。
2024年2月頃から順次、哺乳瓶の電子レンジ除菌は不可に変更されました。
発火や破裂、やけどの原因となるため一般社団法人日本電機工業会より禁止するよう注意喚起がされています。
これまで電子レンジ除菌をされていた商品(「レンジ〇」の商品)については、正しくご使用いただいていれば直ちに危険が及ぶ可能性は低いとは存じますので、電子レンジ除菌専用容器の取扱説明書に記載されている、除菌のための加熱条件や水の量を必ずお守りいただき、引き続きご使用ください。
なお、誤った電子レンジ除菌方法による危険性や、各メーカーの電子レンジの取扱説明書において、食品以外への使用が禁止されている状況を考慮し、これまで電子レンジ除菌が「〇(可能)」の商品も、順次「×(不可)」に表示を変更しております。
表示変更後は、煮沸、薬液、スチームでの消毒・除菌方法をご案内させていただきます。
https://support.pigeon.co.jp/notice/microwave/より引用


失敗しない子育てグッズの選び方


【体験談】おすすめの子育てグッズ・使わなかったもの
子育てグッズ選びでよくある悩みが、「これって本当に必要?」「みんな使ってるけど、うちでも活躍する?」ということ。実際に使ってみると、「これは買って正解!」「これは使わなかった…」と分かれるグッズも多くあります。
今回は、実際に育児をしながら感じたリアルな使用感をもとに、買ってよかったものと、あまり出番がなかったものをご紹介します。
買ってよかったものベスト3
- パン袋
→ これは必須中の必須。もうほぼ臭いゼロですよ!外出先でも重宝しました!



私の中では、神アイテムですね!
ゼロ距離で臭っても臭くないですよ笑
- シームレスプレイマット
→ 寝返り〜ハイハイ期の安全対策に。厚みがあるので安心。汚れてもさっと拭けるので◎



以前はジョイント式を使ってましたが、子どもがめくって食べようとするのでこちらを購入。下にもゴミが溜まりにくいので掃除も楽になりました。わが家は180×200サイズを購入。
- 電動の鼻水吸引機
→ 風邪のたびに大活躍。手動タイプより圧倒的に使いやすく、吸引力も安定していました。



結構吸えるし、洗うパーツが少ないのでお手入れも簡単です。
夜寝ているときも音は気になりませんでした。
あまり使わなかったもの
- おしゃぶり
→ 試してみたけど、うちの子は全く興味なし…。好みが分かれるので、最初は買わなくても◎。
- バウンサー
→ 使える期間が短く、置き場所にも困りました。寝てくれる子もいれば、嫌がる子も。
- バンボ(ベビーチェア)
→ 腰すわり前には不安定で怖くて使えず。思ったより出番が少なかったです。



長男は足が太すぎて入らず…
次男は立ち上がって座らず…
今は押入れで眠っています。
必要になってからでも間に合うものも多いし、赤ちゃんによって合う・合わないがあるので、「とりあえず買っておく」は少し慎重に。
サイズや素材で失敗しないためのチェックポイント
育児グッズを選ぶうえで、「かわいい」「人気がある」「安い」という理由だけで決めてしまうのは要注意。
実際に使ってみて、「サイズが合わない」「肌に合わなくてトラブルが…」と後悔するケースは少なくありません。
子育てグッズの選び方|サイズ編
- 服や肌着はやや大きめがおすすめ
→ ぴったりサイズはすぐに着られなくなります。一回り大きめを選ぶと次の年も着れるかも。 - 抱っこひもやチェアは月齢対応をチェック
→ 長く使える設計かどうかは大きなポイント。サイズ調整ができるタイプだと安心。 - タオルや寝具は洗いやすさ重視
→ 洗濯しても干すとことがないってことが多々。毎日使うからこそ、お手入れのしやすさが重要です。
子育てグッズの選び方|素材編
- 肌着やガーゼは綿100%が基本
→ 通気性と吸水性がよく、肌への刺激も少ないため安心して使えます。 - やわらかさで選ぶ
→ 化学繊維や固めの素材は、かゆみやかぶれの原因になることも。 - 乾きやすい素材だと洗濯がラクに
→ 乾きにくい素材は雑菌やにおいのもとに。部屋干しが多い家庭では特に注意が必要です。
購入前にチェックしたいこと
子育てグッズは「見た目」や「機能の多さ」よりも、使いやすさ=使い勝手の良さがいちばん大切です。
赤ちゃんのお世話は毎日・何回も続きます。ちょっとした使いにくさの積み重ねが、意外とストレスになってしまいます。
「使いやすさ」のポイント4つ
- 片手で使えるか?
→ 抱っこしながら使う場面が多いため、ワンタッチで開け閉めできるかどうかは大事です。 - 洗いやすいか?
→ 複雑な形だと洗い残しが出やすく、衛生面が不安に。毎日使うものほどシンプルがいちばん。 - しまいやすい・取り出しやすいか?
→ 寝かしつけ中にゴソゴソ探すのは大変。使いたいときにサッと出せるものが理想です。 - 動作がスムーズか?
→ 哺乳びんのふたが固い、ボタンが固すぎる…など、地味な不便が積み重なるとつらくなります。



ぐずって抱っこしながら使う時は片手になるので、
「片手で」使えるものがおすすめです。
まとめ|全部揃えなくてもいい


はじめての子育ては、わからないことだらけ。
とくに子育てグッズは「みんなが使っているから」「とりあえず買っておこう」と、ついあれこれ手を出してしまいがちです。
でも実際には、赤ちゃんの成長ペースや性格、暮らしのスタイルによって、必要なものは家庭によって大きく異なります。
今回ご紹介した子育てグッズと選び方のポイントは、私自身が子育てで今も使用し、おすすめできるグッズです。
大切なのは、
- 今必要なものを選ぶこと
- 自分たちの暮らしに合うかを考えること
- 「SNSで見た」からで選ばないこと
ネットで買えば明日には届く時代です。必要なもは必要な時に。
無理なく、ムダなく、そして何より「赤ちゃんと一緒に安心して過ごせること」をいちばんに考えて、子育てのスタートを迎えられますように。
おしまい。
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