2人育児中の家庭で、「頑張ってるのにお金が貯まらない…」と感じたことはありませんか?
保育料、食費、日用品、教育費——子どもが2人以上いると、想像以上に出費がかさみますよね。
さらに共働きだと、収入は増えても時間がなく、家計管理まで手が回らない…そんなご家庭も多いはず。
この記事では、2人育児家庭が今すぐできる家計の見直しポイントを7つに絞ってご紹介します。
実際にわが家で取り組んだ「家計簿アプリの活用」「固定費の見直し」「収入アップの工夫」など、ムリなく実践できて、確実に効果が出た方法をまとめました。
- 2人育児で家計のやりくりに悩んでいる
- 「なんとなく管理」から卒業したい
- 節約だけじゃなく、家計全体を整えたい

読んだあとに「これならできそう!」と思える内容を心がけています
2人育児家庭の家計管理はなぜ難しい?


収入はあるのに「なぜか貯まらない」
「2人育児=出費が多い」というのは、実際に子育て中の家庭なら誰もが実感しているはず。
たとえば、保育料や教育費、外食などの食費、日用品や交通費の増加などetc…
2人分ともなると家計への負担は一気に増えます。
収入はある程度あるのに、貯金が溜まっていない現実に愕然としました。
家計管理は、「入ってくるお金」だけでなく、「出ていくお金」に目を向けることが大切です。
“なんとなく管理”では貯まらない現実
「大体これくらいの支出かな」「たぶん赤字ではない」
そんな“なんとなく管理”を続けていると、気づかないうちに、無駄なお金がどんどん出ていきます。
実際、わが家でも以前はレシートをなんとなく保管しているだけで、正確な支出は把握していませんでした。
でも、家計簿アプリで“見える化”した際に、無駄な支出の多さにびっくりしました。コンビニ、サブスク、日用品など、「ちょっとずつの無駄」が積み重なっていたのです。
貯まる家計は、「数字」で管理することが大切。
- 月5,000円の無駄なサブスクを解約
- 外食の頻度を週2から週1に変更
- 子育て用品の購入在庫を確認
家計は“意識”するだけで少しずつ整っていきます。
まずは「現状を正しく知ること」から始めましょう。
家計管理の第一歩は「見える化」から


家計簿アプリで「お金の流れ」を見えるようにする
家計を見直したいと思っても、「何から始めればいいかわからない…」という方は多いはず。
そんなときは、まず「お金の流れを見えるようにする」ところから始めるのが効果的です。
特に共働きや2人育児中の家庭では、出費の種類が多く、誰がどれだけ使ったのか曖昧になりがち。
わが家でも、手書き家計簿では挫折しましたが、アプリに変えて夫婦で共有するようになり、貯蓄が一気に増えました!
【2人育児家庭におすすめの家計簿アプリ3選】
アプリ名 | 特長 | 向いている人 |
---|---|---|
マネーフォワード ME | 銀行やクレカと自動連携/見やすいグラフ | 金融連携をまとめてしたい人 |
Zaim(ザイム) | 無料で基本機能が使える/支出の内訳が細かい | 節約意識が高い人 |
OsidOri(オシドリ) | 夫婦で家計を共有できる | 夫婦で協力して家計管理したい人 |
どれも無料から始められ、時間も手間もかけずに家計の見える化ができます。
スマホひとつで、育児のスキマ時間にも確認できるのが魅力です。



わが家ではマネーフォワードMEを使用しています。
『お金の推移』をひと目で確認できるのがいいところ。
【実例】わが家の家計ルール
我が家では以下のようなルールで家計を整えています:
- 支払いは楽天カードに統一(ポイント管理もしやすい)
- 毎月、カテゴリ別にざっくり予算を決める
- 月1回、夫婦で家計を見直す“ゆるミーティング”を実施
最初は面倒に感じましたが、慣れてしまえば簡単。
特に「夫婦でお金を共有している感覚」が、家計の安定にもつながっています。
ネットバンク&キャッシュレスで“無駄を減らす”


ネットバンク&キャッシュレスの“最強コンボ”
2人育児中の家庭にとって、「家計をラクに整える工夫」はとても大切。
なかでも、ネットバンクとキャッシュレスの活用は効果バツグンです。
我が家では以下の組み合わせを使って、
「家計管理の手間」も「ムダな支出」もぐっと減りました。
【おすすめの組み合わせ】
- ポイントがザクザク貯まる/手数料優遇もあり
- 楽天経済圏を使っているなら最適!
- SBI証券との連携で投資管理まで一体化
- コンビニ3社(セブン・ファミマ・ローソン)で最大5%還元
どちらも、家計簿アプリとの連携が簡単で、
アプリを開けば「今いくら使ったか」がすぐわかるようになります。



わが家は楽天銀行&楽天カード派。見やすいのが気に入ってます
キャッシュレスの家計メリットと注意点
キャッシュレス決済のメリット:
- 自動記録されるから、家計簿をつけなくていい
- ポイント還元が積み重なる(実質の節約)
- 小銭を持ち歩かなくていい
ただし、注意点もあります。
- 「使った感覚」が薄れて、つい使いすぎる
- 家族間で支出の共有ができていないと混乱しがち
キャッシュレスをうまく味方につけることが、家計管理と節約を両立させる近道になります。
保険・通信などの固定費を見直すだけで年間20万円以上


保険を見直すなら“無料相談”がいちばん早い
子育て中は何かと不安も増えるため、つい「保険は入っておかないと」と思いがち。
でも、よく見てみると不要な保障や古い契約のまま放置しているケースもあります。
実際、我が家も出産を機に見直しをしたところ、月3,000円以上の節約に成功しました。
【見直しポイント】
- 医療保険を見直して月3,000円→1,100円に
- 学資保険をやめて、つみたてNISAへ切り替え
- 火災保険をネット経由で見直し、保障はそのままコストダウン
- 貯蓄型保険を解約し、インデックス投資に切り替え
これらの見直しには、「無料の保険相談サービス」を活用しました。
オンライン面談やLINE相談も可能なので、育児や仕事のスキマ時間でも活用できます。
実際にわが家が見直した結果…、年間で10万円以上の節約になりました。
- 【保険チャンネル】(リクルート運営)
- 【マネードクター】(オンライン相談OK)
- 【ほけんの窓口オンライン】



保険は『確率低・損失大』に備えるものですよ〜
格安Simに変えるだけで、年間10万円の節約に
スマホは現代の必需品。でも、毎月の通信費が高すぎる家庭も多いのでは?
わが家も、大手キャリアから格安SIMに変えるだけで、年間10万円以上の節約になりました。
以前は夫婦で合計13,000円ほどかかっていた通信費が、現在は約3,500円ほど。通信品質も問題なく、LINE・動画・通話もストレスゼロです。
通信費の見直しは、手続きこそ少し手間ですが、一度変えれば毎月ずっと固定費が下がるのが魅力です。
- 夫婦で毎月1万円以上スマホ代がかかっている
- 自宅にWi-Fiがあり、スマホの通信量はそこまで多くない
- スマホの電話をあまり使わない
家計にゆとりをつくるなら、「スマホ代の見直し」は最初に手をつけるべきポイントです。
車を手放し、都心でラクに暮らす


「家賃が高いから、都心で子育てなんてムリ」と思っていませんか?
でも実は、車を持たずに都心で暮らすことで、家計全体の支出が抑えられるケースもあります。
- 駐車場代(月2〜3万円)
- ガソリン代
- 任意保険
- 車検・税金・メンテナンス費用
合計すると、月3〜5万円以上かかることも。
この金額をそのまま家賃にまわして、利便性の高い場所に住むという選択もできます。
また、都心は交通インフラが充実していて通勤や保育園・学校も近くにあることが多く、移動コストも手間も減ります。
さらに見逃せないのが、都心の方が平均給与が高い傾向にあるということ。同じ仕事でも勤務地によって年収が変わることも少なくありません。
時間もお金もムダなく使いたい2人育児家庭には、
「車ナシで都心に住む」ことが、意外とコスパのいい選択です。



思い切って車を手放しても、不便には感じませんでした。
今はカーシェアやレンタカーを使ってます。


働き方を見直して「収入を増やす」選択肢もある


2人育児中の家庭では、生活費・教育費の負担はどんどん増えていくもの。
節約だけでは限界があるなら、「収入を増やす」方向から家計を見直すのも大切です。
ライフステージで変わる「働き方のバランス」
子どもが成長するにつれて、家計や働き方にも変化が出てきます。
- 保育料が減って、生活費にゆとりが出てきた
- 時短勤務が終了して、フルタイムに戻れるようになった
- 職場の環境が合わなくなってきた
こうした節目は、収入・時間・働き方のバランスを見直すチャンスです。
働き方を変えるだけで、家計も暮らしも変わる
「転職」や「副業」は、大きな収入アップにつながる可能性があります。
- 転職で年収アップ+リモート勤務が叶った
- 在宅副業でスキマ時間を有効活用
- 夫婦で時間を調整し、子どもとの時間を増やせた
家庭に合った働き方を選ぶことで、お金だけでなく心の余裕も増えます。
【2人育児家庭】わが家の家計管理ルールまとめ


時間も手間もかけすぎず、でもブレないやりくりを目指して、わが家では以下のようなルールを取り入れています。
- 家計簿アプリで月の支出をざっくり見える化
- 収入に合わせて、毎月の「使える予算」を先に決める
- 1円単位ではなく、ざっくり予算内で収める
- 教育費・老後・大型出費も、毎月の予算に少しずつ組み込む
- 特別費(家具・イベントなど)は年単位でプール
- 毎月1回、夫婦で家計ミーティングを実施
- 「旅行や体験」に一番お金をかけると決めている
節約=我慢ではなく、使いたいところに使える家計が、わが家の理想です。
まとめ|家計の見直しは「暮らし全体」をラクにする


2人育児、共働きの家庭では、毎日がとにかく忙しく、家計のことまでじっくり考える余裕がないことも多いですよね。
でも、今回紹介したように 「今すぐできる見直しポイント」を少しずつ取り入れるだけで、暮らしにも心にも余裕が生まれます。
- 家計簿アプリでお金の流れを「見える」ようにする
- ネットバンク&キャッシュレスでムダを削減
- 保険・通信などの固定費を見直す
- 住まいの固定費も再検討
- 転職・副業など収入アップの選択肢も
- 夫婦で「お金の使い方」を共有する
まずは1つだけでもOK。
「できそうなことからやってみる」だけで、確実に家計はラクになります。
そして、家計を見直すことは、ただ節約するだけでなく、「暮らしを豊かにする」きっかけにもなります。
家計の見直しは、特別なことじゃありません。
本当に使いたいところにお金をかけられる暮らしを、今日から少しずつ作っていきましょう。
おしまい。


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