「車、そろそろ手放すべき?でも、やっぱりないと不便…」
2人育児中のわが家も、ずっとそんな悩みを抱えていました。
幼稚園の送迎、買い出し、通院、週末のお出かけ…。
車があると助かる場面は多いけれど、その一方で「毎月の固定費」や「使っていない時間のムダ」も気になるところ。
この記事では、2人育児家庭にとって本当に“ちょうどいい”車の持ち方を、
マイカー・カーシェア・レンタカーの3パターンで徹底比較!
- 使用頻度から見る最適なスタイル
- コスパで選ぶ車の使い方
- 家計と手間のバランスをとるコツ
「なんとなく所有」から、「今の暮らしに合った選択」へ。
一歩踏み出すきっかけになればうれしいです。
まずは「車が必要な頻度」を見極めよう

【ざっくり目安表】週1以上なら?月1回なら?
まず考えたいのは「どれくらいの頻度で車を使うか?」ということです。
使用頻度によって、最適な選択は変わってきます。
使用頻度 | 向いている選択 |
---|---|
週3回以上 | マイカー(所有) |
週1〜2回 | カーシェア or マイカー |
月1〜2回 | カーシェア |
年数回 | レンタカー |

ざっくりと方向性を見極めるだけも選びやすくなりますね。
使用頻度で選ぶ、コスパの良い車の持ち方
「カーシェアって安そうだけど、本当に得なの?」
「レンタカーって時間制限があってめんどう…」
そんな疑問を持つ方も多いはずです。
でも、月に1〜2回しか使わないのに、車を持ち続けて月7〜9万円の固定費を払っているなら、そのお金、かなりもったいないかもしれません。
まずは「週に何回使っているか」をざっくり振り返ってみて、それに合わせた持ち方を選ぶことが、家計の見直しにもつながります。
マイカー・カーシェア・レンタカーの違いを比較!


【比較】月額費用は?
実際にかかるお金を比較してみると、各スタイルのコスパが見えてきます。以下は実際に2人育児家庭の、わが家のケースです。
車の使い方 | 月額の目安 | 内訳の例 |
---|---|---|
マイカー(シエンタ) | 約75,000円〜90,000円 | 車体代・保険・駐車場・税金・ガソリン・メンテ・車検など(維持費の合計) |
カーシェア(タイムズカー) | 約6,000〜26,000円 | 利用回数と時間により変動(例:タイムズカー10時間×月4回=約26,000円) |
レンタカー | 約5,000〜20,000円 | 長時間利用や週末利用だと割高に(1日約5,000〜7,000円×回数) |
「マイカーを持つか、必要なときだけ使うか」で、月に数万円の差が出ることも。
まずは「どれくらい使っているか?」を月単位で書き出して、今の使い方を見直してみるのがおすすめです。


それぞれのメリット・デメリット
車の使い方 | メリット | デメリット |
---|---|---|
マイカー | ・いつでも使える ・荷物を積みっぱなしにできる | ・維持費が高い ・使わなくてもお金がかかる |
カーシェア | ・使った分だけ支払い ・維持費がかからない | ・予約制なので使いたい時に使えないことも ・荷物が残せない |
レンタカー | ・長時間利用に向く・車種が選べる | ・店舗での手続きが必要 ・近くに店舗がないと不便 |



それぞれの特徴を理解しておくと、「自分たちの暮らしにはどれが合うか?」を判断しやすいですね。
【2人育児】便利な点・困る点
2人育児家庭にとって、車の使い方はとても重要なライフライン。そこで、スタイルごとの「育児との相性」をまとめました。
【マイカーの場合】
- チャイルドシートを常設できる
- 雨の日でも安心して送迎できる
- 荷物を置いたままにできる
- 駐車場代が高い(都心部だと月1.5万〜3万)
- メンテナンスや洗車の手間がかかる



お金以外の事は、基本的に困らなさそうですね。
【カーシェアの場合】
- チャイルドシート付き車両も増えている
- 維持費ゼロで「必要な時だけ」使える
- 24時間・15分単位など柔軟に使える
- 予約が必要/当日使えないこともある
- 子どもが寝ていても返却時間に縛られる



チャイルドシート付きじゃない場合、車まで持って行くのが大変。
【レンタカーの場合】
- 車種を選べるので長距離・旅行に最適
- 装備も整っていて遠出に安心感あり
- 事前予約&手続きが手間
- 返却場所までの移動が負担
わが家は、日常の外出にはカーシェア、旅行や遠出にはレンタカー。
このように目的に応じて使い分けることで、必要なときだけ車を使いつつ、家計のムダを抑えることができています。
2人育児中の家庭でも、「持たずに使う」スタイルなら、家計管理と利便性のバランスがとりやすくなります。



何を大切にするか、バランスって難しいですね。
2人育児家庭にとってベストな選び方は?


暮らし方・住まい・働き方に合わせて選ぶ
車の使い方は、家庭の「暮らし方」「住んでいる場所」「働き方」によって大きく変わります。
たとえば…
- 都心暮らし・共働きフルタイム
→ 保育園・職場・スーパー、病院が徒歩圏内にあるなら「カーシェアで十分」 - 郊外暮らし・ワンオペ多め
→ 買い出し・送迎・通院など、こまめに車が必要なら「マイカーが安心」 - 育休中・週末だけ遠出
→ 普段は必要ないけど、レジャーや実家帰省に「レンタカー」が便利
「一般的にはこう」と決めつけるのではなく、自分たちの生活動線に合っているかが選ぶポイントです。
「今の暮らし」に合っているかが大事
一度マイカーを持つと、「車がある生活」が当たり前のようになってしまいます。
でも、子どもの成長や働き方の変化で、車の必要度が変わることも。
- 保育園が変わって、送迎が徒歩になった
- 仕事が在宅ワークになって通勤しなくなった
- ネットスーパーや宅配の活用で買い出し頻度が減った
こうした変化を無視して「なんとなく車を持ち続ける」と、固定費だけが重なって家計を圧迫してしまいます。
だからこそ、「今の暮らしに合っているか?」を定期的に見直すことが、家計改善では大切になります。


【結論】ライフスタイルに合った選択を


車があると、たしかに便利です。
とくに2人育児の家庭では、その便利さに何度も助けられてきました。
でも一方で、車を所有することで生まれる「毎月7万〜9万円」の固定費や、見えにくい手間・時間のロスも見逃せません。
だからこそ、いまの暮らしに合った選択をしていきましょう。
わが家では、家計管理と時間のゆとりを優先し、普段使いはカーシェア、遠出のときはレンタカーというスタイルに切り替えました。
その結果、ムダな固定費を減らしつつ、必要なときにだけ車を使える、ちょうどいいバランスが取れています。
2人育児の忙しい毎日こそ、「車は持っていて当たり前」を一度見直してみる良いタイミングかもしれません。
小さな見直しから、もっと豊かな暮らしを目指していきましょう。
おしまい。




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